尋常性白斑と同じく後天的に発症する皮膚病で、鱗屑(りんせつ)を伴った大小さまざまな赤い斑点が全身にできる疾患です。ひざやひじ、頭髪の生え際、腰などに発症することが多く、また爪が侵されることもあります。かゆみを伴うこともありますが、伝染するようなことはありません。
はっきりとした原因は不明ですが、脂肪の代謝障害や、ほかに精神的なストレス、外傷などが関係していると思われます。
根絶させるのが難しい病気です。Narrow-BandUVB(ナローバンドUVB)という狭い周波数の紫外線だけを照射する治療法がありますが、病変部のみを選択的に照射できないため、健康な部位への副作用の心配を伴います。